2019 中日新聞杯 予想

すっかり師走。師の1文字を戴いている馬券師にとってもご多聞に漏れず、走り回らねばならないほどに忙しい季節なわけで。
そんな折、ただでさえ今年は面白いメンバーが顔を揃えそうと評判の有馬記念に、出るわけないと思われていた現役最強馬の陣営から出走を示唆するようなコメントが出てきて、界隈は大いにざわつく。

一体どうなの? 出るの出ないの??
彼女を思い、心千々に乱れる己は思春期の少年のよう。

とはいえ、今向かいあうべきは夢のグランプリでなく、すぐ目の前にある週末のレース。この積み重ねが夢へとつながる。いざ。

◆中日新聞杯

◎⑫ショウナンバッハ
◯⑯マイネルサーパス
▲①ロードヴァンドール
△④サトノガーネット
△⑦アイスストーム

 


オープンクラス以上でいつも好走しているような軸になり得る馬が不在で、どうとっかかればよいのか思わず途方に暮れてしまうようなメンバー構成。

こういうときはリピーターということで、このレースがこの時期施行になった一昨年はハナ差4着、昨年はハナ差2着だったショウナンバッハを推したい。
もう8歳の高齢馬であるが、近走も上がり最速をしょっちゅう出しており、流れさえ向けばこの得意舞台でまた結果を出せるだけの力は持っている筈。

対抗は二走前に本命馬に先着しており、前走ではリステッドを勝っているマイネルサーパス。枠と鞍上に不安があるのかあまり人気はしていないが、前走の勝ちはメンバーなどから評価に値する。しかもまだまだ伸びる3歳馬。本来ならこのレベルでこんなオッズで買えるような馬ではない可能性もあるかと。

最内でうまくハナをとれたらロードヴァンドールの逃げ粘りは可能性あるどころか濃厚と見るべきかもしれない。
脚質からは意外だが中京巧者。3連系なら絶対抑えておくべき一頭。

このあたり中心と考えているが、本当に力関係がわかりにくいメンバー構成で、自信の程はまったくない。
いっそここは世の馬券師諸兄に従って、1〜5人気の馬連なんてのも一つの手かもしれない。これでも来れば十分プラスである。


いや、やっぱ当たるにせよ外れるにせよ自分の予想でいきたい。
でなけりゃ馬券なんてやらない方が良い。