2019 シリウスステークス 感想戦

なかなか面白いメンバーが顔を揃えたダートのGⅢ戦。
力関係を定めにくいOP常連組に、前走ダート転向で適性の高そうな走りぶりを見せた2年前の2歳王者と、かなり難解な顔ぶれ。こんなん是非当てたい。

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◆シリウスステークス

◎⑪ジョーダンキング
◯⑥ロードゴラッソ
▲⑧アングライフェン
☆①ピオネロ

【買い目】
馬連 ①⑥⑧⑪
ワイド ①ー⑥⑧⑪

金額に強弱つけているので厳密には違うのかもしれないが、いわゆるボックス買い。
良し悪しではなく好みの問題であるが、どうにも軸を決めきれなかった感があり、エレガントでは無い買い方よなぁと常々思っている。
まして二連式の券種で5頭ボックスにでもしようものなら、絞りきれなかった感も出てしまう上に、安目が出たら薄利すぎたりトリガミだったりと何が何やらわからぬ有様になる。

そういう意味では、馬連4頭ボックスは自分の中でギリギリ納得づくで買える馬券。
◎としたジョーダンキングも軸にできるほど信頼はできないし、まあコレで勝負が妥当かなと。
 



【着順】
⑥ロードゴラッソ ◯
⑧アングライフェン ▲
⑫メイショウワザシ
⑪ジョーダンキング ◎
⑭キングズガード

メイショウワザシとヤマカツライデンがハナを争い、入りの3ハロン34.5という2000のダートとしては相当なハイペースになり、後続を大きく離す逃げになる。
さすがにこの2頭は持たないと思ったが、前者は粘り腰を見せて3着、後者はシンガリにと明暗が分かれたのは、力の差なのか、それとも逃げ馬にとって一番前を走れたこととそうではなかったことの違いか。

前も後ろも離れた番手にいたタイムフライヤーとピオネロも持たず、第三集団の前の方にいたロードゴラッソ、ジョーダンキング、アングライフェンが4コーナーから直線で進出し、そのまま上位入着を果たす。もし逃げ馬が粘れずこの3頭で決まっていたら、3連系買っていないことを悔やんでいたこと請け合いなので、ある意味ベストな結果だったかもしれない。

というわけで、なかなかナイスな配当にありつき、リターナーズラックに恵まれた9月の勝利を決定付けることができた。ボックス買い万歳。
ずっとこうなら良いのだが。

結果論になるが、今回タイムフライヤーを切ったのは我ながら好判断だったと思う。
前走初ダートで適性を見せ、3着と差のない競馬だったとはいえ、言っても勝ち馬には0.5差つけられており、しかも札幌1700から阪神2000というもはや別競技ぐらいの条件変更。
GⅠ馬の肩書とルメール騎乗で一番人気に推されるのであれば、ここは切りの一手かなと。うーん慧眼。
なお、相手関係にもよるが、次走距離短縮なら気をつけねばならない一頭だと思っている。


さあ10月。東京開催が幕を開け、競馬ファンにとって最も豊潤な季節がスタートする。
その甘露を存分に味わうか、苦味ほとばしる憂いの秋となるか。

引き続き頑張っていきたい。