2019 平安ステークス 予想

昨年のこのレースは単勝一桁台が2頭だけだった。
1.7倍グレイトパール、3.4倍テイエムジンソクはどちらも飛んだ。おおむねそれに次ぐ人気グループが上位独占だったので配当は中荒れぐらいではあったが、衝撃は大きかった。

そして、ダート界でトップを争うかと思われたその2頭にとっての大きな分岐点となったレースでもある。
ここでの敗戦の後、どちらもかつての輝きを失ってしまい、片や地方でもレベルが高くないといわれる佐賀へ移籍。片や屈腱炎にかかり引退してしまった。

まったく何が平安だ。何が平らかに安んずるだ。
今年はどんな乱れたレースになるのだろうか。

◆平安ステークス

◎⑨ジョーダンキング
◯⑧サンライズソア
▲⑦チュウワウィザード
△⑤アナザートゥルース
△⑪クイーンマンボ
 



馬の力でいえば最も強いのはサンライズソアだと思っている。昨年の勝ち馬であり、GⅠ級のレースでも善戦。まさに戦ってきた相手が違うというやつかと。長く走ってるようでまだ5歳と若さもある。
が、昨年デムーロで今年は田辺。京都の田辺。同型や番手からちょっかいかけてきそうな相手がいる時の田辺。ちょっと信頼を置くのは難しい。

本命はジョーダンキング。初受賞挑戦の前走は奮わなかったが、輸送に弱い可能性、中1週だったこと、最後方からで難しい競馬にしてしまったことなど、とりあえず言い訳はきく負け方。
それまでダートすべて連対していた安定感や、相性抜群の岩田騎手に戻ったことなど、ここはもう一度狙ってみたいところ。

安定感ということでいえば、過去10戦して一度も馬券内を外していないチュウワウィザード。
初の斤量58は少し気がかりだが、これで崩れるタマではなさそうに思える。強い4歳世代がここでも違いを出してくれるかも。

同じく4歳有力馬のオメガパフュームについては、GⅠとはいえ大きく負けた後の休み明けで斤量59と、ちょっと買いづらい。枠的にもこの馬には最悪になりうるのでは。
おそらく本番は一月ちょっと後の大井。鞍上ともどもここは無理しなさそう。


ピンク枠の2頭とかも切るのは怖すぎるし、どう買ったものか悩ましい。
お金が増えて心が平安になりますよう。