2019 フェブラリーステークス 感想戦

当日朝を迎えてしまうといてもたってもいられず、結局現地に行っちゃうオジサン。
今年初めて競馬場へと連れていってくれる電車へと乗り込む。

やはりココは良い。
菜七子フィーバーによる大混雑が懸念されたが、言ってもフェブラリーステークス。開門ちょうどぐらいの時間の来訪でもそこそこの場所を確保できた。

さあ今日は久々に目一杯競馬を楽しむぞいと。



パドックにはうっすら虹がさす吉祥が見えたりもしたのだが、やはり競馬は難しい。
なかなか会心の当たりは出ず、トントンより少し悪いぐらいの状況でメインを迎える。

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◆フェブラリーステークス

◎③ゴールドドリーム
◯⑬ノンコノユメ
▲⑭オメガパフューム
△⑩サンライズソア
△⑥インティ

【買い目】
馬連・ワイド ③ー⑬
3連複 ③ー⑬ー①⑦⑭
3連複 ⑩ー③⑭ー③⑥⑪⑬⑭

当初はゴールドドリームとノンコノユメだけにドカンと突っ込むつもりでいたのだが、予想記事でも書いたように展開向かない可能性も少なくない。
この開催のダート戦がスローばかりとはいえ追い込みが決まる展開がほぼ無いこと、アンジュデジールが回避してしまいメンバー見るとGⅠとはいえ昨年のようなペースは望めないことを考慮し、先行優勢パターンの馬券もセカンドプランとして抑えることに。
その場合、不安点多数のインティよりも軸にしたいのはサンライズソア。予想記事でも触れたように鞍上弱化はやや気になるが、安定感と馬の強さは一級品。追い込み天国にならないのであればまずこの馬だろうと。
 



【着順】
⑥インティ △
③ゴールドドリーム ◎
②ユラノト
⑧モーニン
⑪コパノキッキング

すんなりインティがハナをとり、サクセスエナジーがいかない。
そしてノンコノユメはゲート良くないのを知った上で買っている身としてもそりゃないぜと言いたくなる出遅れをかます。それならそれで腹を括ってくれればまだ良いのに、乗っていたのが競馬学校の生徒さんか何かだったのか、泡食って追いまくって前の方に進出してしまい、あちゃーと思わず顔を覆いたくなる騎乗。
この時点で本戦の馬券は崩壊。セカンドプランに望みを託すしかなくなる。

3ハロン35.8、5ハロン60.2というフェブラリーSとしてはかなり遅い時計での逃げを打つことに成功したインティ武豊。
直線抜け出し、最後は馬が遊んだか疲れたかで脚色は鈍ったものの完勝。

おそらく展開を読んだであろうゴールドドリームはあまり後方に下げず、中団から怒涛の脚を使ったが届かず、GⅠ及びGⅠ級で三連続四回目の2着。
ちなみに勝ちも4つあるのだからこれまた希代の名馬ではある。何とかJRAでもう1つ勝ってヒーロー列伝入りしてほしいところ。

内側でうまく立ち回ったユラノト福永が3着。
このメンバーではどう乗っても足りない器用貧乏だろうと思っていたが、貧乏ではなく普通に器用で強い馬だった模様。

サンライズソアが3着にでも残っていれば一応的中だったのだが、スローの番手という入着の可能性を高めるには、そしてインティが思いのほか弱ければ勝つチャンスもある競馬をしたにも関わらず、粘ることができず。
マイナス体重が現していたように仕上げに問題があったのか、しばらくちょい長めばかり走っているうちにマイルのスピードが厳しくなってしまったのか。何にしても残念な結果。

とはいえ、様々な不安を吹き飛ばし、新たなスターホース誕生を目の当たりにできて興奮モノだったのは確か。まして鞍上が武豊であるとなれば尚更のこと。やはり勝った姿がサマになるお人ではある。
ウイニングランに惜しみない拍手。

例によってソンタクだなんだと言いたがる虫が沸いているようだが、前述のようにソアは騎乗自体はベターだったし、サクセスエナジーは格・人気を考えるとしっかり奨励金をゲットした着順を得ているわけで責めるのはお門違い。てか普通に考えて番手や好位に付けたい馬にとってスローって歓迎だからねぇ。
個人的には初のワンターンの競馬でインティ自身が減速できずもうちょい行き足ついてしまうんじゃないかと思っていたが、レジェンドを見くびりすぎていた模様。

馬券としても、的中時の実入りが目減りすることを承知で、スローを見越した二枚腰で臨んでいたわけで、その場合の軸が来なかったのだから、まあしゃあないと諦めるしかない。


最終レースで、うわめっちゃエエ穴馬見つけたと逆転を賭けて単複突っ込んだ馬が大失速しブービー負け喫したのを見て、本年初の現地競馬は結構な惨敗で終了。

ああ負けちまったなあと、パドックでゲストと勝利騎手、二人のレジェンドによるレース回顧を眺めながら。

くそう、競馬っておもしれえなぁ。

なんて呟いて。
今年のGⅠロードはスタートを切った。


結局今年もこういうのやります。
新ヒロインの記念すべき初指名馬は……
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