2018 阪神ジュベナイルフィリーズ 予想

12月には2歳GⅠが3つ。
どれも2勝してれば問題なく出走可、1勝でも大体出れてしまうということで、どうにも王者決定戦という感はないのが正直なところ。

とはいえ来春のクラシック戦線を占う重要な一戦……であるはずなのだが、今年の牝馬三冠馬も牡馬三冠を分け合った3頭も、昨年の2歳GⅠはスルーしているあたりは何だかなと思えなくもない。

いやいや、グレードⅠのレースであることには変わりない。どの陣営もGⅠ馬の栄誉と賞金6,500万円を取りに本気で仕上げてきているはず。
こちらも本気で検討し、臨まねばならないところだろう。

◆阪神ジュベナイルフィリーズ

◎⑨クロノジェネシス
◯⑪ビーチサンバ
▲⑩タニノミッション
△⑬ダノンファンタジー
△⑫レッドアネモス
☆⑤メイショウショウブ
 



パッと見では先行馬が多いが、その大半は新馬戦や未勝利戦の緩い流れで前にいた馬。おそらく今回苛烈な先行争いでハイペースになることは考えにくいと思っている。

とはいえ、このレースは決め手がないと話にならないことは歴史が物語っている。
ここは前走などで好位から速い上がりを使った馬を中心に考えたい。
まさしくそれなのがクロノジェネシス。前走オープンだが群を抜いた推進力を披露。まだまだ底がありそうなのと、今年急激に馬が集まり結果で応えている北村友騎手の初GIにも期待できそう。

ビーチサンバは、出遅れの上展開向かなかったアルテミスで2着、しかも今回は輸送なしで経験もある阪神1600。
シェーングランツよりも人気しないようならこっちを買いたい。

タニノミッションは1勝しかしておらず、当初は軽視かと思っていたが追い切り映像を見ると、まさに飛ぶような走り。
ひょっとしたら2戦目にしてGI馬になったりするかと。

重賞ファンタジーS勝ちのダノンファンタジーはデムルメも川田もいない中、C.デムーロ確保したあたり本気度も高そう。

レッドアネモスのあれよあれよの逃げ残りも警戒する必要は大。

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第30話 阪神ジュベナイルフィリーズⅡ - UMAJOの澤多莉さん(若林新士) - カクヨム