書くことから逃げない

今週のお題「2018年の抱負」


年頭。よっしゃやったる、わしゃやったるでと決意に拳を握りしめるも、そんなものは砂上の楼閣。ものの一ヶ月も過ぎないうちに固かった筈の決心は泡と消え、あとはただ時が過ぎゆくのを呆然と眺めるだけの一年と堕ちる。

少なくとも過去かれこれ15回ぐらいはそんな体たらくを繰り返してるので、今年の抱負なぞ提示するのも虚しさ千万。有言不実行という情けない結果に終わることは火を見るよりも明らかで、であるならば余計なこと言わず、金杯の検討でもしておくのが賢明というものである。

しかしまあ、現時点で心に抱いているところをあえて書き残し、年の終わり頃に読み返して己の弱さ、情けなさにため息つくのも一興か。
或いは、ここに書き残したことにより三日坊主で終わるはずが、六日坊主ぐらいに延命すればしめたもの。
それぐらいの気持ちで、気負いなく、サラッと。


書くことから逃げない。


これが2018年の我が抱負。

かつて、逃げちゃダメだ、なんて台詞でお馴染みのキャラクターを生み出したカントクさんは、いまや地の果てまでも逃げる気満々にしか見えないが、まあそれは余談。
 


そのような志向を持つに至った背景と動機は割愛するとして、書く活動をシコシコ頑張ろうと思いを定めた昨年、三本の柱を軸としてやっていくつもりが、結果としてはほぼ頓挫。

その一つはこのブログ。
2017年の記事数は315と、まあ更新数だけはいっぱしのブロガーだが、その大半は競馬の予想と感想戦の記事。ブログ活動の一環としての競馬記事というよりは、競馬活動の一環としてブログに書いているといった感覚である。
かつてのような競馬以外に関することの発信は、ほぼしなくなってしまった。

二つめはサブブログ。こちらはひどい。
アニメの感想を3話まで書き、それ以降は半年以上ほったらかしといったザマ。
ついでにそのアニメの視聴自体もずっと止まってしまっている。

kansouki.hatenablog.com

こりゃあかん。何よりも、冴えカノがあの後どうなったのか気になる。
このままだと確認できぬうちに人生が終わってしまう。

最後の一つは創作活動。
かねてより、こういうものを書こうと思っていたものはいくつかあるものの、調べものだったり何やらで所要すると思われる時間は膨大。
日々、競馬やら社畜活動やらで忙しい身としてはなかなか腰が上がらなかった。
そんな中、ここはひとつ競馬に絡めた書きものならやれるんじゃないかと、もう2017年も残りわずかという段で始めたのがこちら。

kakuyomu.jp

これも、こんなんやってみようかなと思いついてから始めるまでは随分と時間がかかってしまったが、ええいままよと重い腰を上げて始めてみたのだが、自分としてはなかなか良かった。
性質上、毎週書き上げる必要があり、ただでさえ下手クソの手習いであるところ、とてもクオリティ的には誇れるものではないかもしれないが、毎回書きたいように書くことができた。
これについては、とりあえず次のGⅠシーズンに再開するとして、ある程度書くことが習慣づいてきた今、いよいよ従来書こうと思っていたその他の創作にも着手していこうかと。

浅学菲才の身であることは自分自身が誰よりも承知している。
果たして形となるか、なったとしても何らかの形で発表できるかはわからないが。

ブログ、サブブログについても、大事な発信の場。今年はもっと大事にしていきたい。

今年は書くことから逃げない。

正月だけのたわごとに終わるんだろうとは思うが、まあ一年後に嗤ってやろうじゃないか。


書くことから逃げない。