2017 菊花賞 感想戦

どう考えても自分には選択肢が一つしかないとしか思えない総選挙の投票をとっとと済ませ、選挙の2万倍は大切な菊花賞に臨む。

まずは小手調べとばかりに、WIN5対象レースあたりから始めるが、撃沈続き。
新潟、東京のメインは本命の軸馬は1着だったもののヒモ抜け。特に東京は先週お世話になったウチパクさんにまた単複だけ突っ込んどけばかなりウハウハだった。痛恨の結果に歯噛み。
グヌヌヌと唸ってる間に、関西GⅠのファンファーレが鳴り響く。

東西ともに大雨で馬場は当然不良。
こんな中で3000mも走る我慢比べ。ゴールまでイヤにならずに走りきり、最後の一冠に輝くのはどの若駒か。
世代のラストバトルが幕を開ける。

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◆菊花賞

◎⑯アルアイン
◯⑩ベストアプローチ
▲⑤トリコロールブルー
△⑮ダンビュライト

【買い目】
ワイド ⑤⑩⑮⑯
3連複 ⑤⑧⑩⑮⑯

新潟・東京メインの結果を受け、こうなったら菊花賞も単勝買い足しとくかと考えるも、そこはグッと自重し、ワイドと3連複で勝負。
5頭ボックス最後の1頭に、キセキとサトノアーサーのどっちかを追加しようと悩み、京都も重も経験済の後者を選ぶ。
 


【着順】
⑬キセキ
④クリンチャー
⑭ポポカテペトル
⑥マイネルヴンシュ
⑮ダンビュライト △

勝ち馬以外は上がり40秒オーバーという超絶タフなレースを、物凄く速く見える39.6で駆け抜けたキセキが完勝。速い時計のキレ勝負一辺倒の馬ではなかった様子。おみそれ。

まあキセキがこういう状況でも強い可能性は織り込み済み、走っちゃったらしょうがないと思っていたが、2、3着馬には驚愕。

クリンチャーは皐月賞までの実績を見たら侮れないかなとは思ってたが、いくらトライアルとはいえ先行馬で唯一垂れていったセントライト記念と、デビュー戦での重馬場大敗から、まあ無いよねと切ってしまっていた。

ポポカテペトルに至っては新潟の1000万勝ちは無視に近い軽視をしており、真っ先に切ったうちの1頭。
後から考えると、もし出てこれたら有力だなと思っていたアドマイヤウイナーと青葉賞で差のない競馬をしているわけで。もう少し考えるべきだったかなと(それでも最終的に拾えてる自信は全く無いが)。

買い目に入れていた中では、ダンビュライトだけがかろうじて掲示板入り。4角抜けるときはベストアプローチともども来てくれるか!? と手に汗握るも、あの馬場だとあのペースでも厳しかったのか伸びきらず。
戸崎も垂れて、ルメールも来ずで終戦。まあ、走った方はともかく、走らなかった方は、今回の一戦はさすがに参考外で良いのではないかと思う。
 


これにてクラシック戦は終了。

超高速馬場で大荒れの皐月賞
どスロー過ぎて度肝抜かれたダービー
超絶不良馬場の消耗戦となった菊花賞

終わってみればどれも個性があって、面白かったと言っていいのか、未だにどいつが強いのかよくわからないと言うべきか。

おそらくこのタフなレースを走った出走馬は多大なダメージを負ったのではないか。
勝ち馬のキセキあたりは年末の大舞台でも見てみたいって気持ちもなくはないが、ここは馬第一でたっぷり休養をとり、しっかり回復してもらい、次のステージに元気な姿で現れてほしいものである。

人馬ともにタフで危険も大きくなるコンディションで見応えある素晴らしいレースを見せてくれた騎手、関係者一同、何より馬たちに感謝を。
そして、そんな過酷で危険な状態で走っている馬たちの馬券を買い、娯楽として享受している己の罪深さに懺悔を。

来週も競馬を楽しめますよう。