2016 ローズステークス・セントライト記念 感想戦

日曜日の中山競馬場は降ったりやんだりのぐずついた天気。ひとつ馬券でも当てて、心の中だけでもスカッと快晴といきたい。

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それぞれ秋華賞菊花賞という3歳馬秋決戦の前哨戦となるレース。
クラシックレースを制している大物の登場もあり、にわかながらにコレが秋競馬の盛り上がりかと高揚。
さて、夏を経て若駒たちの成長具合やいかに。


ローズステークス

【予想】
◎③カイザーバル
◯④アットザシーサイド
▲⑥ジュエラー
△⑦シンハライト
△⑮ラベンダーヴァレイ
☆⑧クィーンズベスト

【購入】
3連複1頭軸ながし ③ー④⑥⑦⑧⑮

阪神は重馬場ではあれど、思ったより天候は荒れていない様子。また、目方の重さが有利かと思ったカイザーバルがマイナス14キロと、本命つけた根拠がかなり失われてしまう。
ええいままよ、きっと夏のひと叩きの後ここに向けて引き締めたのに違いないと、そのまま軸にして3連複勝負。

【着順】
シンハライト
①クロコスミア
③カイザーバル

カイザーバルは3着に残った。我慧眼なりと自画自賛したいところだが、クロコスミアの激走なんて誰が予想できるのか。
まあ、仮に2着馬が凡走していたとしても、こちらの他の買い目はかろうじて安定の福永が5着に入ったぐらいで、ほぼ総崩れ。どうせ当たる見込みがなかったのなら、すわ逃げ切りかと思わせた穴馬を賞賛しなければなるまい。
それにつけても逃げて垂れなかったクロコスミアも見事なら、レベルの違う末脚で差し切ったシンハライトもお見事。やっぱり強い馬は強いんだなあと当たり前のことを思い知らされましたわ。
怪我で離脱のメジャーエンブレムチェッキーノと、本来なら秋華賞で対決する筈だったことを思うと、残念で仕方がない。


セントライト記念

【予想】
◎⑩ゼーヴィント
◯⑨プロディガルサン
▲④ディーマジェスティ
△①メートルダール
△⑪ノーブルマー

【購入】
3連複1頭軸ながし ⑩ー①④⑤⑨⑪
3連複 ④ー⑨ー⑪

当初、ゼーヴィントを軸に印つけた馬にながす6点買いで行こうとしたところ、釘踏んだとか調教が間に合っていないとかいうことで切っていた⑤マウントロブソンについて、ともに参戦した悪友が囁いてくる。

いわく、持っている力が違う、ディーマにも匹敵するポテンシャルがある
いわく、調教がうまくいっていないという情報はダービーのときも流れたが、結果プロディガルサンやロードクエストより上の着順だった
いわく、今日は少し暑くて湿気があるので、芦毛がよく走る

甘言に惑わされ、人気も5番人気(最終的には4番人気)と落ちていたので、ここは敢えて切ることもあるまいかと買い目に入れる。

もう一つ3連複買ってるのは、1〜3人気の組み合わせで決まった場合ガミってしまうので、④ー⑨ー⑩だけ買い足ししようとしたところ、マークシートを塗り間違えてしまったというミステイク。
まあ、これはこれでタテ目のパターンを1つ潰せるし、往々にしてこんなミスが功を奏するものなのかもしれんと、敢えて更なる買い直しはせずに臨む。

【着順】
ディーマジェスティ
⑩ゼーヴィント
⑨プロディガルサン

まあ薄々こうなる予感はしたのよね。
塗り間違いがなければ、或いはマウントロブソンを買い目に入れていなければ一応プラスだったのだが、後の祭り。自らの愚かさを呪うしかない。
△の2頭が5着6着と好走し、我慧眼なりと自画自賛したところで虚しいばかり。
それにつけてもレベルの違う末脚で差し切ったディーマジェスティはお見事。やっぱり強い馬は強いんだなあと当たり前のことを20分ぶりぐらいで思い知らされましたわ。


というわけで、先週の紫苑SセントウルS京成杯AHに続き、秋重賞は今のところすべて一番人気が圧倒的な力を見せて制している現実を見るに、トライアルレースというものの捉え方を変えないといけないかなと。
本番のG1を狙える陣営にとっては前哨戦であり調整のレース、メイチで仕上げては来ていないので、よもやということも有り得る。そんなのは、にわからしい浅はかな考えだった。
やはり強い馬は強いし、決して少なくない賞金のかかったレースを本気で勝ちに来ないなんてあるわけないじゃないか。
第一、変に馬が負けることを覚えたりしたら、取り返しのつかないことにもなりかねない。

とはいえ、とても強い、負けるはずのない馬が負けるのも競馬。
波乱が起きるのは来週か、それともその次か。

いつかデカいレースでデカい配当をモノにしたいもんです。