2022 シンザン記念・フェアリーステークス 感想戦

3日開催の日曜と祝日月曜に行われた3歳馬の重賞はシンザン記念のみ勝負。
力関係が定まってもいないのにオッズが偏っており、これは絶好のチャンスと狙いをつけた馬たちにベット。

◆シンザン記念

緑枠もう一頭のデルマグレムリンも結構ありそうなトコなのに①ー⑩馬連と白緑枠連とでそこまでオッズ差なかったので、枠連をチョイス。結果はともかくこういうの大事。

【着順】
⑩マテンロウオリオン ◯
③ソリタリオ
⑨レッドベルアーム
①ビーアストニッシド ◎
⑪デルマグレムリン

寺田オーナー・昆厩舎という、太客というか結びつきが強い陣営のもと、おそらく横山典さんはやってくれるモードだろうなと予期はしていたが、まさしくその通りだった。
前走とは異なる先行策をとり、それでいてちゃんと折り合って、経済コースをまわって直線前に出るや、外からの追撃を交わしての完封勝ち。人馬ともお見事としか言いようがない。

一方、当然前に行くだろうと思われた最内のビーアストニッシドは、抜群のスタートからひどく馬とケンカして無理やり控えさせて、それでも直線では内で伸びるも、ちゃんと道中折り合ってた差し馬にハナ差捉えられて4着。
陣営の指示(のミス)か鞍上の判断(ミス)か、他に理由があったのかは知らないが、こんなんやられたら馬と馬券購入者は浮かばれないよなぁ……

 


成人の日、実質1勝クラスともいえるフェアリーSは自重して見に徹する。

◆フェアリーステークス

【着順】
⑧ライラック
③スターズオンアース
②ビジュノワール
⑯フィールシンパシー
⑦ブルトンクール

出がイマイチで行き脚もつかず最後方からになったライラックだったが、まだ残り1000mぐらいある地点から、1頭だけ違う種目に出ているかのような脚を使いだしてグングン進出。決して全体のペースもスローではなかった中、普通なら厳しい筈。
が、そのまま外ぶん回して最後まで脚色は衰えず。内の好位で経済コースを通った一番人気馬とともに抜け出すと、叩き合いも制しての勝利。かなり衝撃的な内容だった。

レースレベルがどうだったかは今後見定めていく必要があるが、直行するという桜花賞本番でも注目の一頭になることは間違いない。


この週はシンザン記念以外に土曜のメインに張ってみたが、そちらはワイドが3・4着。
今年は基本的に本命と対抗の2頭に絞ってやっていくつもりなのだが、ドツボに嵌るときはとことん嵌るリスクはあると覚悟しなきゃならないね……