2021 阪神ジュベナイルフィリーズ 感想戦

暮れの2歳頂上決戦第一弾の女王決定戦。
ついこないだここを制したり好走したりして、将来を嘱望された若き乙女が、もうターフを去る時期を迎えたり、何なら母親になっていたり。
時は止まらない。その時その時の輝きを、しっかり目に焼き付け、胸に刻み込もう。

◆阪神ジュベナイルフィリーズ

◎⑬ウォーターナビレラ
◯⑯ベルクレスタ
▲⑩サークルオブライフ

【買い目】
馬連 ⑩⑬⑯
ワイド ⑬ー⑯
3連複 ⑱ー⑩⑬⑯

唐突に出てきた⑱は、穴馬用無しと決めつけずに誰かいないか探してみて、外枠ではあるがテンでうまく前に付けられれば行った行ったもなきにしもあらずかなと見出した馬。
ちょろっとだけメインの買い目と絡めて高配当など狙ってみる。

 


【着順】
⑩サークルオブライフ ▲
⑪ラブリイユアアイズ
⑬ウォーターナビレラ ◎
⑰ナミュール
①ナムラクレア

抜群のスタートを決めたウォーターナビレラだが、他に2頭主張してくると、争うことはせず離れた番手におさまる。
おっ、これはいいぞとまずは第一ガッツポーズ。

中盤は幾ばくか息を入れられそうなミドルペースで進み、直線を迎えても我が本命は手ごたえ良さげで前に出てきており、第二ガッツポーズ。
そして後方から早め進出してきたベルクレスタとその後ろからサークルオブライフが伸びてきて、オイオイこれは印の3頭で決まるんじゃないかと第三ガッツポーズ、いやむしろ馬連ボックスで十分かと思いこの3連複を買ってなかったのは失敗だったかと後悔。

が、残り1ハロンぐらいの地点でベルクレスタが急に止まってしまい、ウォーターナビレラも脚が鈍ってくる。もう一つの買い目であるサークルオブライフはグングン伸びる。
ナビレラ粘れと願いを込めてユタカの名前を連呼絶叫するも、それをマークする位置にいたラブリイユアアイズに内をすくわれ、3着。◎ー▲のワイドは買っておらず、ファイナルガッツポーズは飛び出さなかった。

ナミュールもステルナティーアも切れてたのに取れなかったのはかなりの痛恨。
専門家筋の評価も低く、3連勝で重賞勝った馬にしては人気していなかったウォーターナビレラを、いやいや強いだろと判断したのは間違いなかったのに……
同じ末脚自慢なら、僅差でも強い相手を下したサークルオブライフの方がナミュールより良かろうと見たことも正解だったのに……

余計なことしてくれた団野への悪態をつきながら、穴馬探しの段階でラブリイユアアイズも目に止まっていたことを思い出し、競馬始めたばかりの頃、レインボーラインに次ぐお気に入り馬だったロゴタイプの産駒であることを重視して、パーソナルハイではなくこっちを選んでおけば……と悔恨。
言及することもないのだが、先行してあれよあれよで残してしまうことを期待して選んだ方は、中団につけてあれよあれよのうちに沈んでいきましたとさ。


次は同じ舞台にて若きマイル王決定戦。
今度こそ。