2021 ローズステークス 感想戦

先の週末(と週明けの祝日)は、牡牝それぞれ最後の冠を目指す若駒たちの前哨戦。
既に名を成している者がひと夏越えて更に強くなった姿を見せるか、持たざる者が晴れ舞台への切符を掴み取るか。

まずは日曜、薔薇のごとき優美な乙女たちの戦い。

◆ローズステークス

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【着順】
⑫アンドヴァラナウト
⑩エイシンヒテン
⑭アールドヴィーヴル ◎
⑦ストゥーティ △
⑯タガノディアーナ ▲

 


他の先行馬たちが積極的には来ず、エイシンヒテンの単騎逃げはあり得るかもしれないと思っていたが、まさかオパールムーン横山典が番手をとるとは思わなんだ。
いつもの後ろポツンよりは可能性あるのか?とか、大きく距離延長してのこのチャレンジはどうなんだ?とか、ハラハラドキドキ。
全く楽しませてくれる御仁ではある。

結果、3着内入れば結構な払戻しになっていた我が特穴は直線入るや手応え怪しく、後退。
まあ道中ノープレッシャーで走れて、前にいたエイシンヒテンも後ろにいたストゥーティも上位に残ってることから、先行策自体は間違っていなかった。距離が長かったかそもそも力が足りなかったかのどちらかであろう。

粘り込むエイシンヒテンを捉えたのは、今回は前に行かず中団で構えていたアンドヴァラナウト。
確かに前走は着差以上の強さに見えたが、言っても1勝クラスだし人気してるなら切りだなと判断した者を一刀両断する快走で見事重賞初出走初勝利を飾り、かの白き女王への挑戦権をゲット。

更に後ろから突っ込んできた安定安心のアールドヴィーヴルは3着までで、まあ最低限の仕事といったところか。
その後ろのストゥーティとタガノディアーナは3戦して全て接戦というライバル関係を構築。こういうのおもろい。


残暑もだいぶやわらぎ、いよいよ秋の大舞台へ向けて気持ちも高まろうというもの。
こと秋華賞については(身体が)白いやつや、(名前が)赤いやつが強いとは思うが、果たしてどうなるか。
まだ決めていないが、現地指定席申し込もうかな……などと少し考えている自分がいたり。この秋遠征するとしたらそこしかチャンスなさそうなのよね。