2020 京都新聞杯・新潟大賞典 感想戦

昨年6月から始まった長き戦いもいよいよ大詰め。決戦の日はもう近い。
トライアルではないものの、ここで賞金を積めば東への最終切符を手に入れられる戦い。メンツは微妙に見えてもここを軽視して痛い目にあった者が昨年どれだけいたことか。刮目。

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◆京都新聞杯

◎⑪マンオブスピリット
◯⑧アドマイヤビルゴ

【買い目】
単勝 ⑪
馬連 ⑧ー⑪

【着順】
⑥ディープポンド
⑪マンオブスピリット ◎
⑩ファルコニア
⑧アドマイヤビルゴ ◯
⑨イロゴトシ

シルヴェリオが飛ばして逃げ、2番手3番手も前後を離しての単走。後方集団の先頭というべきか、行った馬を除けば実質逃げというべきか、アドマイヤビルゴの位置どりは問題なさそうに見えた。
出負けしてくれなかった以上、仕掛けどころさえ間違えなければ、まず勝ち負け、ひょっとしたら第三極どころか、皐月賞の2強をも霞ませる圧勝劇が見られるかもと勝手に期待。

が、直線案外伸びずにまさかの馬券外。
ビルゴの位置でも少し厳しい流れだったのかもしれないが、であっても頂点を狙う馬であれば突き抜けねばならない。せめて馬券内には留まることはマスト。
現時点ではそこまでの器ではないか、条件付で強くなったり弱くなったりする馬だった模様。後日陣営がダービーには向かわないことを表明したが、残念ではあるがまあ妥当な判断かなと。

本命のマンオブスピリットは期待どおり卓抜の末脚で追い上げていき、単勝は取れるかと胸を膨らますも、ビルゴをマークする位置から抜け出したディープポンドが粘りきり、本命2着でバンザイなしよ。

皐月賞最低人気10着の馬が勝ったということで、あまりレベルの高い戦いではなかったか、いや若駒は戦いの中でも成長するもの、重賞勝ち馬侮るべからずなのか。
本番ではみっちり検討して看破したいところ。

 


予想記事はあげていないが、日曜にはなかなかの好メンバーが集結したローカル重賞。

◆新潟大賞典

◯②エアウィンザー
◯③ギベオン
◯⑫アトミックフォース
△④インビジブルレイズ
△⑧ダイワキャグニー

◯の馬連ボックスと△の3連複ボックスで勝負。最終オッズは3〜7人気となっており、当たれば結構付いてくれる。

【着順】
⑨トーセンスーリヤ
⑫アトミックフォース ◯
⑭プレシャスブルー
⑦ブラヴァス
④インビジブルレイズ △

逃げた武藤騎手のアトミックフォースに届いたのは、早めにつかまえにいった横山和騎手のトーセンスーリヤのみ。若手たちに良いようにされて、何やってんのよ感もあるのだが、自分がチョイスしたエアウィンザーやギベオンは終始後方で鞍上どうこうではなかったか。
買い目の中では人気薄が頑張ってくれてもこれじゃしょうがない。

ここで出てきた馬の多くは順調にいけば鳴尾記念とかサマーシリーズを彩る存在になる筈。
好走した馬の更なる飛躍と、凡走してしまった馬の逆襲に期待したい。


先週はNHKマイルで一応勝ったことと、土曜の京都10Rで勝ち馬の買い時を逃さなかったことで、かろうじてプラス収支。
春シーズン後半、さらに調子を上げて何とか巻き返していきたい。