2020 金鯱賞・フィリーズレビュー 感想戦

国内外問わず、スポーツやらエンターテイメントやらのイベントが軒並みといっていいほど中止・延期になっている現状に、まだ競馬ファンは開催してもらえるだけラッキーだなと思ったりする今日この頃。
もちろん一日でも早く通常に開催できるようになることを願ってやまないが、今は少しでもポジティヴに、レアな状況を楽しむぐらいの気概でやってこうじゃないかと。

www.bakenbaka.com

◆金鯱賞

◎③ニシノデイジー
◯⑥サートゥルナーリア
▲⑤サトノガーネット
△②ラストドラフト
△⑩ロードマイウェイ

【買い目】
3連複 ③ー②⑤⑥⑩
馬連 ③ー⑥
ワイド ③ー⑤

【着順】
⑥サートゥルナーリア ◯
⑧サトノソルタス
④ダイワキャグニー
⑦ギベオン
②ラストドラフト △

37.9-33.8という極端な後傾ラップ、5ハロンも1:03.6といういわゆるくそスローの前残りレースだったが、3ハロン目以降、遅いながらもずっと加速ラップとなっており、最有力馬もデンと構えてるし、こちらが思ってるよりは動きづらい展開だったということだろうか……てかそうでも思わんとやっとれん。

このペースで3〜4コーナー地点であれだけ縦長だとそりゃ後ろの面々はどうしようもない。本命のニシノデイジーも33.6の脚を使っており見た目ほど弱くはなかったし、経済コースを回って直線スムーズに持ち出すという競馬もできていたのだが、あの位置からでは無理ゲーというもの。

さ、そろそろいきましょうかと、フリーザ様のごとき貫禄のサートゥルナーリアが力の違いを見せつけた他は、あまり今後の参考にはなりづらかったレース。
ダイワキャグニーの前残りはあるかなと思いはしたが、ウチパクさんの芝での逃げってどうなんだと見くびってしまっていたことは反省せねばならん。

 



◆フィリーズレビュー

◎⑮マテンロウディーバ
◯⑦ヤマカツマーメイド
▲⑭アヌラーダプラ

【買い目】
単勝 ⑮
馬連 ⑦⑭⑮
3連複 ⑦ー⑭ー⑮

【着順】
⑤エーポス
⑦ヤマカツマーメイド ◯
⑥ナイントゥファイブ
①カリオストロ
③フェアレストアイル

こちらは金鯱賞とは対照的に33.4-36.0という前傾ラップのハイペースだったが、結果は同じく先行したもの勝ちに。
コーナーの通過順が後ろの方の馬は軒並み入着順位も後ろの方である中、鞍上真骨頂のイン付きを決めたエーポスだけが先行勢をとらえ、全馬交わしきり勝利。
この流れでマテンロウディーヴァやらアヌラーダプラが掲示板にも載らないのではお話にならぬというもの。


というわけで、この日曜日は『競馬なんて前行く馬買っときゃええねん』理論で買うのが正解だった。いつもは割とよく採用するのだが……
もっとも、その考え方で臨んだところでサトノソルタスやらナイントゥファイブを拾えたかは甚だ疑問ではあるが。

馬券を外すことができる状況をも幸せと思うべきなのだろうか。