2019 阪急杯・中山記念 予想

GⅠ含めた4重賞施行の前週とは打って変わり、今週は日曜のみの2重賞。
少し寂しい気分は否めないが、来週から実に丸三ヶ月にわたり土日重賞開催が続いていく。
ここは来たるべき修羅の道の前のひとときの安らぎの地か、はたまたここに住むのもまた修羅か。

狙いを絞り、中山阪神の開幕週へと。

◆阪急杯

◎⑯ミスターメロディ
◯⑭ダイアナヘイロー
△⑥スターオブペルシャ

先行志向の馬はそれなりにいるが、おそらくダイアナヘイローがすんなり先頭に立てるのではないかと。
そうなったらもうこの鞍上のお手の物。匠の逃げで先行有利の流れを作り出す筈。

そんな逃げ馬を好位でマークするのはミスターメロディ。土曜のメインは後方のアングライフェンをマークしてしまいまるで届かないという失態をかました福永だが、ここは上手くやってくれる筈。
おそらくちょい差しでここは勝てるのではないかと踏んでいる。

そんな流れでも1頭ぐらいは突っ込んでくるのが常であり、それがどの馬になるかは正直とんと見当がつかない。てか候補馬が多すぎる。
1頭面白そうなのを挙げるとすれば、実は夏が苦手なだけという説があるスターオブペルシャ。

単に阪神Cの上位3頭になってしまったが、終わってみればあのレースの上位馬で決まっとるやんなんてことはよくあること。
どうやら当たってしまいそうだ。
 


中山では今上陛下の御在位三十周年を慶祝するに相応しい豪華メンバーが揃ったレース。

◆中山記念

◎⑨エポカドーロ
◯⑤ディアドラ
▲⑦ステルヴィオ
△①ウインブライト

5頭のGⅠ馬に劣らぬ支持を集めているのが昨年王者であり中山巧者のウインブライト。
が、今回は相手が違いすぎるようにも思え、前日時点の一桁人気のままではちと買いづらい。
確かにここメイチなのはこの馬だろうが、他の陣営とてここを勝てば大阪杯2着よりは高額の賞金が手に入るとのことで、みすみす負けにきているということもないだろう。
まああって3着までだろうと見ている。

ではどの馬から行くべきかというと、今から一年足らず前にこの競馬場でクラシック一冠を戴いたエポカドーロをチョイスしたい。
土曜のレースを見る限り、よほど厳しい流れにならない限りは先行有利になりそう。先週ご乱心かまして連闘のマルターズアポジーが今回はさすがに逃げると思われ、前を行かせた番手に付けることができれば皐月賞同様にエポカドーロのレースになるんじゃないかと。

となると脚質的にディアドラには厳しい筈だが、今回の鞍上は「本番には乗らない」ルメール。この時の彼の恐ろしさは昨年の紫苑SやローズSで実証済である。もしペースが流れなければコーナーでうまく押し出してきて、あっけなく勝ってしまうことは大いにあり得る。

逆に、ここまで全レースで外国人騎手を起用しており、今回初めて日本人騎手が跨ることになったステルヴィオは少し割引。
とはいえ力上位なのは間違いなく、脚質は自在。おそらく好位につける可能性は高い。
丸山騎手もここがチャンスと渾身の騎乗を見せてくれることも十分あり得るところ。

失意の秋になったスワーヴリチャードとラッキーライラックまで抑えてしまうと何やってるかわからぬほどの低配当になってしまうので、今回は切りで。
メイチではない有力馬の中でも、この2頭はとりわけ回ってくることが一義かなと。


実はいつになく土曜は勝った。
日曜も好結果を出し、2月最終週の爆勝で今年ここまでの負債をチャラにしたいところ。