2019 愛知杯 予想

GⅢも3つ揃えばGⅠと同等の盛り上がり。
とはさすがにいかないものの、週中の交流重賞でわけわからんのが来てしまったこともあり、トントンから明確な負け越しに転落した1月の、最後の逆転のチャンス。

まずは牝馬の戦い。なにげに牝馬限定の古馬重賞で中距離って結構珍しい。
となると、ここを狙い撃ちで来ている馬をこちらも狙わねば。

◆愛知杯

◎①レッドジェノヴァ
◯④コルコバード
▲⑪ノームコア
☆⑥レイズアベール
☆⑧ランドネ
 



ランドネぐらいしか前に行きそうな馬がおらず、ペースも流れないだろうが、いかにもそういうときは早めに仕掛けそうな騎手が、仕掛けやすそうな馬に跨っている。
つまりはそこまで先行有利でなく、デムルメによって前が潰される展開もあるのかなあと。

そんなわけで、GⅡ2着、GⅠ4着と充実の秋を過ごしたレッドジェノヴァが仕掛ける側で強い競馬を見せてくれるのではないかと。
もっと上の舞台での勝ち負けを望める実績馬をどれだけ仕上げているかと疑義もあるようだが、その点の心配は少ないと見ている。
これまでの使い方、特に関東馬にも関わらずわざわざ秋の前哨戦に京都大賞典を使うあたり、陣営がマイルや1800は短いと判断していること濃厚。
春にGⅠを目指すとなると、距離の合わないVMに向かうか、難しいのを承知で王道にチャレンジするしかないわけだが、いずれもチャンスは大きいとは言えないだろう。
となると、メンバー的にも与し易いここは取りこぼせないはず。キッチリ仕上げてデムーロを配し、勝ちに来ていると信頼しての本命。

昨秋には古馬GⅠを交流含めたら6勝し、各路線を席巻している明け4歳世代であるが、今のところ牝馬に関してはぶっちぎりの一頭を除いたら、上の世代に通じるか定かではない。
普通に考えたらここでは有力なノームコアだが、エリザベス女王杯では着順の数字こそ格好はついているが、斤量の恩恵がありながら2着馬と0.6差をつけられ、10着と0.2差ではちと強調しづらい。
それならば、外を回されながらも最後はかなり肉薄していたコルコバードを推したい。
こちらはエリ女から斤量−2、ノームコアは+2、シンプルに考えたら逆転する筈。

先行優勢とは限らないとは言っても、ランドネの逃げ残りは当然警戒しなければならない。

逆に、1000万勝ちしたばかりの格下レイズアベールも超軽ハンデの追い込み馬ということで昨年のレイホーロマンスを彷彿とさせるものがある。
前日時点とはいえ、さすがに穴人気しすぎなきらいはあるので、来たらしょうがないと切るべきかもしれないが。


まあ例年よく荒れるこのレースで固めの予想になってしまった。
どう買うべきか吟味せねば。