2018 弥生賞 予想

世代の主役候補が早くも激突と相成った弥生賞。
列強と目される馬たちが順当に結果を出し、3連複190円だった一昨年のような固い決着となるか、それとも割って入る伏兵がいるか。

いずれにも期待を込めて、馬柱を眺める。

◆弥生賞

◎⑨ダノンプレミアム
◯⑩サンリヴァル
▲①オブセッション
△⑧ワグネリアン
△③ジャンダルム
 


暮れのGⅠにて呆然とするほどに強かったダノンプレミアム。
マイルで強すぎた、距離延長は決して良くはないだろうとの向きもあるが、あの圧倒的能力をもってすれば軽くクリアしてしまうのではないかと。

よほどの奇策に打って出る馬がいなければ、まずスローペース濃厚なこのレース。
前から行くことになるだろうサンリヴァルに期待したくなるのは妙味に目が眩んでいるのだろうか。
前走のホープフルSでは他の先行馬が軒並み崩れる中、4着に健闘。
続けての直接対決になるジャンダルムには結構着差はつけられてたので、前より流れは向くであろうことで逆転に至るかどうか。

ダノンプレミアムにも匹敵する大器ではないかと呼び声高いワグネリアンとオブセッションについては、どちらも前走は圧巻の脚を見せての余裕勝ちしており、能力の底はまだまだ見えていない。
もちろん案外浅い可能性も無いとは言えず、相手関係が楽だったのではないかとか、中団か後方からのレースになると展開次第では粘っこい先行馬を捕まえきれないのではといった不安点も共通している。

もしどちらか一方をということであれば、このレースにおいてはオブセッションの方を選びたい。
既にクラシックに乗るだけの賞金は十分足りているワグネリアンに対し、オブセッションの方はここで賞金加算するか、最悪でも3着以内で皐月賞優先出走権を取らねばならない立場。
藤沢厩舎のことなんで休み明けはそこそこに、皐月スルーでダービーを見据えてる……なんてこともあり得なくはない気がするが、だったら条件戦で阪神1800なんて使わないんじゃないかなあと。

ダノンプレミアムを本命にした上での勝負となると、あまり固いところは抑えるわけにいかない。
アレとアレとアレで決まっちゃったらまあしゃあないと腹を括って馬券を買うしかないだろうか。