2018 東海ステークス 感想戦

今年最初の現地観戦。有馬記念以来1ヶ月ぶりの中山競馬場へと。

やはりここは良い。

今年よりレースの条件ごとに張る金額の上限を決めており、本日は重賞と最終以外は800円勝負。
こういう縛りを付けることで、今までは「こっちの馬も気になってきたな……ええい買い足しじゃ」とやっていたところ、何か買い足しするには他の買い目や金額を削らねばならないということで、より吟味するようになったのは効能かなと思う。

デムもルメもユタカも来ている中山にて、柴田大知と吉田隼人という渋めの馬連が本年の現地初的中。
その次にとったのが、まさしくデムルメユタカの3連複で280円。
自分を穴党とか本命党とか変に定義付けず、勝つと信じた馬券に託せる馬券師でありたいもの。そんな思いも新たに、重賞のファンファーレ。

まずは中京でのダート戦。

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◆東海ステークス

◎⑧テイエムジンソク
◯⑨ディアデルレイ
▲⑮クインズサターン
△①ローズプリンスダム
△③モルトベーネ

【買い目】
3連複 ⑧ー①③⑨⑮
3連複 ⑧ー⑥ー①③⑨⑮
馬連 ⑧ー⑨⑮

まず説明させていただくと、予想記事では印どころか言及もしていなかった⑥コスモカナディアンについて、実は自分の中では☆扱いの一頭で、買い目に入れるべきかどうか迷っていた。
前走のように負けるときは大敗しているものの、好走歴も結構あり、今回の出走馬の中ではテイエムジンソク以外にはひけをとっていない割には人気がなさすぎるなあと。
何より前走ではディアデルレイより評価されていたわけで、もし今回が走る番だったら十分に期待できるんじゃないかと。
が、印付ける馬は多くて5頭までにしたいというのと、記事書いた時点ではどちらかといえば買う気はあまりなかったので、まったくの無印としていたわけで。

が、レースが近づくにつれてDANGDANG気になってきてしまい、手元の東スポを見たら主力の予想家が厚めの印付けているのを見て、一応少しだけ抑えておこうと他の買い目より安めの3連複を買うにいたったわけで。
 


【着順】
⑧テイエムジンソク ◎
⑥コスモカナディアン
③モルトベーネ △
⑤サンマルデューク
⑮クインズサターン ▲

サルサディオーネと競り合いかけたものの、「なによ、そんな遅いんなら前行くよ」とばかりにハナにたって逃げる形になったテイエムジンソク。予想外という声もあったようだが、自分的には想定どおり。
コーナー抜けるあたりで、他馬はグイグイ押しはじめていたが、ジンソクは格が違うとばかりに悠々と走りながら突き放しにかかる。
思いのほかしつこいのが1頭いたので、チッしゃーねーなとばかりに最後は少しムチ入れて危なげない勝利。圧巻の強さだった。

そのしつこかった1頭が最後に買い目追加したコスモカナディアン。前記の理由で好走はあり得るかと思っていたが、まさか3着を引き離して絶対強者に食い下がるとは想像のはるか上。
次走の舞台によっては相当人気集めると思うが、買いどころの難しい馬になりそう。ここでチョイスできたのは僥倖。

ターフビジョンを見つめ「3着どいつ⁉︎ 3着は⁉︎」と喚いていたところ、好位から直線一旦は下がりかけたものの、最後に再浮上したモルトベーネが先着しており、思わず奇声。3連複ゲット。

何が怖いって、これまた後出しだが、クビ差4着のサンマルデュークもコスモカナディアンに次いで、特選穴馬として買い目に入れようか迷っていた馬だったりする。
元々はスリータイタンを狙っていたことからも、自分はこのレース1頭は後方から末脚を発揮して突っ込んでくるのがいると見ており、その候補かなと思っていた。
最終的に、好走時の2走前もクインズサターンと比べてしまいが少し甘くなっていたことから切りとしたのだが、もし今回3着に粘っていれば3連複10万超えの高配当。そんなことなろうものなら大悶絶とともに息絶えるところだった。危ない危ない。

結果としては万々歳の万馬券ゲット。
レースを見返す度に、懸命の二の脚を使ってくれたモルトベーネには頭が下がる思い。足を向けては寝れない。

フェアリーSに続いて、本年二度目の万馬券ゲット。記憶の限りでは2017年はとんとお目にかかれなかった筈だが、どうやら今年はワイの年だったらしい。

が、もしこちらのブログを参考に馬券を買っている奇特な方がいらっしゃったとしたら、どう思うのかなと。
印も付けず、言及もしていない馬をこっそり買って当たった当たったって、なんだよそれと憤慨されてしまっても無理のないところだろう。いや、誰かに何か言われたわけではないけれど。

多少なりともお金は増えた。でも別に仕事でやってるわけではないとはいえ、競馬ブロガーとしてはこういうのどうなんだろう、背信的なことなのかなと思ったり。
でも己の書いた内容にとらわれず、馬券は直前まであらゆる可能性を残しておきたいよなとも思ったり。

無責任に文章を発するというのも考えものだなあと。