2017 天皇賞(秋) 反省文

このダメ人間のTwitterなぞを見てくださっている奇特な方には既にご存知のことだろうが、天皇賞・秋、やらかした。
圧倒的後悔に苛まれ、しばらくは立ち直れそうもなく、夜寝るときなどに「ウワー!」と叫んでしまう状態から脱するには時間がかかることだろう。

日曜日朝、僥倖にも前日に指定席をもぎ取ることが出来たので、のんびり支度し、雨の中ウキウキで出立。
思わぬところで、本日一発目の的中が出たりして。

到着。東京競馬場の指定席は初めて。天気こそあいにくだが、非常に眺望良く、馬場のこっちからあっちまでよく見えて素晴らしい。
席確保難しいときばかりでなく、たまにここで悠々と競馬を味わうのも良いかも。

馬券の方はといえば1R、ほぼ直感で出足の良さだけで買った単複が的中。
以降空振り続きも、10Rで無欲の馬連的中と、メインの前にそこそこのプラスで上々の出来。

時間が経つにつれ、雨脚も強くなり、菊花賞に続いて劣悪な馬場状況での、GⅠファンファーレ。

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◆天皇賞・秋

◎②サトノクラウン
◯⑫ステファノス
▲③ネオリアリズム
△④リアルスティール
△⑦キタサンブラック
×⑤ヤマカツエース
☆⑧レインボーライン

【購入】
ワイド ③④⑫
3連複 ②⑫ー②③④⑫ー③④⑦⑧
単複 ⑧

【着順】
⑦キタサンブラック △
②サトノクラウン ◎
⑧レインボーライン ☆
④リアルスティール △
⑮マカヒキ

まさかの出遅れを喫したキタサンブラックが、リアルタイムのときは本当にワープしたかと感じるような巧みなイン付きで先頭に立ち、猛襲するサトノクラウンを振り切って復活大勝利。

そして我らがレインボーライン。このブログを熱心にお読みいただいてる奇特な方なら、自分がいかにこの馬を愛してきていたかご存知でいてくれてるだろう。
今回は課題の出足の悪さを何とか頑張ってくれて、中団食らいつき、持ち前のスタミナと重馬場適性を発揮してくれての3着。

本当に感動的な、素晴らしいレースだった。
全競走馬中、一番好きな馬と、その次に好きな馬と、本命馬とで決まった最高の結果。

の筈だった。
俺が血迷ったマネをさらしていなければ。

3連複の買い目を今一度ご覧いただきたい。

3連複 ②⑫ー②③④⑫ー③④⑦⑧

何度見ても、一番好きなレインボーラインとその次に好きなキタサンブラックは3列目にしかおらず、一緒に着内に入る組み合わせは買われていない。あり得ない。本当にあり得ない。
元々3列目には⑤ヤマカツエースもおり、その段階で19点、ちょっと買い目多いなというのと、どうも来ないだろうなというので切っていた。

その時点で、2列目と3列目を一緒くたにしても、14点→16点にしかならず、馬のファンとかそういう視点をさておいたとしても、妙味からして抑えておかないというのは有り得ない。

何でこの2頭をこういう扱いで買っていたか。血迷っていた、トチ狂っていたとしか言いようがないのだが、今にして思うと、好きだ好きだ応援してると言っておきながら心の奥底では信頼を置いていなかったのだろう。
半ば記念で持ち帰るつもりで買っていた単複がんばれ馬券のみ的中で、購入額の半分ぐらい戻ってきた。
1日トータルではちょいプラ。その単複がなければマイナスだったわけで、こんな愚か者をレインボーラインは救ってくれた。大げさでなく、顔向けができない心持ち。
 


激闘の末、名馬名手の復活V
ずっと応援してきた馬の大健闘。

最高の天皇賞を、己のしくじりで最低のものにしてしまった。
天を見上げて、こういう他ない。
「あたしって、ほんとバカ」

これまで失敗はいくらでもあった。
予想ドンピシャで、買い方しくじって的中を逃したことは何度もある。
5頭ボックスにしとけば5万馬券だったタテ目に悶絶したこともある。

でも、こんなにも悔しく、情けなく、消えて無くなってしまいたいような思いに打ちひしがれたのは初めてのことだ。

気持ちの整理はまだできていないが、もう次の大きなレースは目前。
競馬の失敗は、競馬で取り返すしかない。