重賞回顧 2016 ラジオNIKKEI賞・CBC賞

今年と異なり、春の東京開催にはほぼ毎週自転車で駆けつけることができ、宝塚記念デーでひと段落。すっかり競馬に魅了され、夏競馬の始まりとともに馬券師道を本格的に歩きはじめたのが昨年の今頃である。
夏競馬ですよー、なんて有村架純に言われるまでもなく、秋のGⅠシーズンまでひと休みなんて発想もなく、週末は灼熱のアパートで戦いを見届けた、熱い夏。

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◆2016 ラジオNIKKEI賞 (GⅢ)

【着順】
①ゼーヴィント △
⑥ダイワドレッサー
⑮アーバンキッド △
③アップクォーク ◎
⑯ブラックスピネル ◯

内で脚を溜めていたゼーヴィントが人気に応えての勝利。

好位から粘り込んだダイワドレッサーは、おぎやはぎ矢作と山本昌が推していたのだが、無視してしまいこちらの馬券はハズレ。
ここで買わず、その後ターコイズSや愛知杯では買い目に入れてるあたり、ド下手クソということなのだろう。

ダービーに届かなかった、或いは間に合わなかった馬たちが大挙参戦してくることから、残念ダービーなんて呼ばれてもいるこのレース。見方によっては地方ドサ回りともいえる。
ここら辺を経由してきた馬が、ばりばりクラシックに乗ってた馬たちと、秋以降に戦いを繰り広げ、時にひと泡ふかせるという構図が、高校野球では無名だった選手の雑草魂的な感があって、これまた競馬の面白さ。
 



◆2016 CBC賞 (GⅢ)

【着順】
⑪レッドファルクス
⑦ラヴァーズポイント △
⑤ベルカント
⑨サドンストーム △
⑫ベルルミエール

芝→ダート→芝→ダートと定期的に替えてきたレッドファルクスが、再々度の芝短距離路線に参戦してきたレース。
逆はともかく、ダートから芝に替えてきた馬は軽視で良いかなと歯牙にもかけなかったところ、前が残る展開で外からまとめて差し切り勝ちという強さを見せる。
以降、秋に短距離王者になり、先日の安田記念に至るまで国内では強さを見せ続けているが、どうも節穴の自分は切ってしまうことが多いのがダメだなあと。

このレースでレッドファルクスと同タイム、クビ差2着だったラヴァーズポイントは、その後重賞3着でこちらに恩恵をもたらしてくれたことはあったものの、今やオープンでも勝ち負け計算できないレベルへと落ち込んでいる。
今年も参戦する模様だが、得意の中京で巻き返しなるか注目したい。


どうやら今年の夏も熱くなりそうである。