帝王賞2016(緊急参戦)感想戦

ドゥラメンテ引退の報を受け、競馬好きの上司と「引退しちゃうんなら最後キタサン差さないでくれてれば良かったのに」「逆だよ。足が折れてでも1着になんなきゃダメだったんだよ」などと心無い会話を交わしているうちに競馬したい欲求が高まってきてしまった社畜の風上にも置けないこのわたくし。
折良く仕事が思ったよりも早めに終わったんで、職場から電車で10分ちょいの場外馬券場へ向かい、帝王賞に緊急参戦。
地方競馬は現地に行けるときのみの参戦としようと固く決意したのが先週の水曜日だった気もするが、まあ足が向いてしまったのだから仕方がない。

到着し、やっぱ馬券を買うためだけの空間は空気の濁り具合が違うぜと感心する間もなく、すぐに10レースの締め切り直前。
電車内で馬柱眺めて適当にアタリをつけていた馬券をエイヤッと購入、モニターを食い入るように観戦。かすりもせず。

そしてメインレースの帝王賞。懸命にああでもないこうでもないと頭を捻り。

【購入馬券】
三連複軸1頭ながし
1ー2.4.7.10.12

到着早々目の当たりにした10レースの印象もあり、こりゃ先行馬が絶対的に有利だなと判断。内枠の有力先行馬のアスカノロマンコパノリッキーのどちらかを軸にしよう、まあ安定の武さんかなと3番に注目したところ、まさかの馬体重15キロ増。調べるとこれまでこんな重いことはなかったみたいなんで、さすがにあかんだろと切る。1はここ5戦常に馬券に入ってるし、ああ来るのこっちじゃんと。
んで、大井名物べっぴんさんたちの生ファンファーレに気分も昂まり、レーススタート。
まあ想定通りのレース前半。あとは4角あたりで3が落ちていき、1と12が残って、買い目の馬が入ってきてくれればとハラハラワクワクフガフガとモニターを見つめる。

【着順】
3コパノリッキー
2ノンコノユメ
7サウンドトゥルー
10ホッコータルマエ
9ユーロビート

ハイ、まったくの逆でございました。圧巻のレース運び。体重増えた分元気になったってもんでしたな。
外して悔しいけど、4角で武さんが仕掛けた瞬間は血の温度が少し上がったかのような気がし、そのままぶっちぎっていく姿には衝撃とともに感銘を受けた。
ここまで完敗だと負けて悔いなしというもの。良いレースでした。

最終レースでは三連複で持ってた組み合わせが1着2着、頭差の4着と、思わずでかい声が出てしまう結果に終わり、本日は三球三振で終了。

やはり地方競馬は現地参戦できるときのみとしときましょう。
仕事終わりの場外通いがクセになってしまうのは初心者としては行き過ぎなような気がするし。