2019 天皇賞(春) 感想戦

京都行きは断念したものの、平成最後の大一番は三年前の競馬に魅せられた日と同じく府中まで出向いて見届けよう。
という思いはあったものの、どうもまだ風邪が治りきらないのか、頭痛と身体のダルさがあったため、WINSにてレインボーライン表紙のレープロだけゲットしてきて、家でゆっくり観戦しようと、ほぼ部屋着の状態で渋谷へ。

と、カラーのレープロが置いてなく、係のおねえさんに聞いてみたところ、何だこの部屋着みたいなオッさんはという目を向けながら「ウインズには置いてませんけどぉ」などと述べてくる。

えーそうなん? 中山記念の特別版はウインズでゲットできたやん? とボヤきつつ、仕方ないので予定より足を伸ばすことに。

うーん、くやしいほど競馬場日和。

体調さえ良ければ一日満喫したかったところだが、何だか朦朧としてくるわ、元々すぐ帰る予定だったため薬も持参していないわ、チョロチョロっと3レースばかり買ってみて当たりゃしないわで、自分史上初めてメインレース前に帰宅の途につくことに。

帰宅し、改めておごそかな気持ちでこの春最後、そして平成最後の関西GⅠファンファーレを聞く。

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◆天皇賞(春)

◎②エタリオウ
◯⑤メイショウテッコン
▲⑩フィエールマン
☆⑬ロードヴァンドール

【買い目】
3連複 ②⑤⑩⑬
馬単 ②→⑩
馬連 ⑤ー②⑩
ワイド ⑤ー⑬
 



【着順】
⑩フィエールマン ▲
⑦グローリーヴェイズ
⑧パフォーマプロミス
②エタリオウ ◎
⑨ユーキャンスマイル

買い目であるメイショウテッコンとロードヴァンドールとヴォージュが先手を争うのは想定どおり、むしろあまり激しくやり合わずにすんなり隊列が決まってくれてヨシヨシと思っていたが、1000m59.8とそれなりのペースにはなってしまっていた。
2000m時点では2:04.0とペースを落とすことには成功したものの、テンがあれだけ速くてはこの長丁場は余程でないと持たない。先行勢は全滅。買い目のうち2頭が消え、こちらの馬券はデム→ルメのフィニッシュに託される。

が、もはやデムルメと一括りにした呼び名すら無くなるんじゃなかろうかと思えるような両者の対照的なレースぶり。
後方から無理なく徐々に中段まで上がっていき、ハロン13秒台にペースが落ちたタイミングで一気に前へと進出したルメール。
極端な後方ポツンからペースが落ちても仕掛けることをせず、再度ペースが上がったタイミングで強引に上がってきたデムーロ。

結果、前者は勝ち負けの争いを制し、後者は3着争いに敗れた。

フィエールマンについては、やや懐疑的というか、タフなレースになったら案外もあるかもと見ていたクチではあるが、この勝ち方まで出来ちゃうことを見せつけられたら強いと断言せざるを得ないわなと。
2、3着がグローリーヴェイズ、パフォーマプロミスと実績のある馬だった割に3連複16,000円も付いており、こういう不当に軽視されてる馬拾えなきゃダメだよなぁと反省。まあ全ては終わってみればであるのだが。


平成最後のGⅠジョッキーが日本人でないこと、これもひとつの時代の現れであって、別に一抹の寂しさを感じることでもないだろう。
まして、当方にわかの身であり平成の競馬を見続けてきたわけでもないのだから。

そんなことつらつら思いつつ、体調不良と朝からの疲労が重なり強烈な眠気に襲われる。
まさか平成最後にGⅠ競走を制したJRA所属騎手が松岡正海になるなどとは夢にも思わず、眠りにつくのだった。


こちらデビュー戦からの本命馬二桁着順記録継続中。
わざとやってるわけではないのだよ……
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