2016春 馬券師一年生一学期 重賞回顧 (前編)

春の競馬シーズンも宝塚記念で締めくくられ、夏のローカルシリーズへ移行。

そんな流れも初体験の自分には新鮮で「夏競馬かー、どんなヤツが出てくるんだ? オラ、わくわくすっぞ!」と、どこぞのカカロットのごとく昂ぶってしまい、週末が待ち遠しくてしょうがないのである。

で。このひと区切りのタイミングで、ほとんど毎週府中に通いつめた約2ヶ月の重賞戦績を回顧してみようかなあと。
反省とともに次なる戦いに向けて何かしらの参考になる部分があれば良いのですが。

天皇賞(春)
【着順】
1キタサンブラック
3カレンミロティック
8シュヴァルグラン

四十も見えてきたこの年齢にして競馬にハマってしまった記念日に開催のメインレース。
今となっては何をどう見て予想してたか定かではないが、フェイムゲームシュヴァルグラントーホウジャッカルアルバート馬連4頭ボックスを購入したらしい。
馬連の3〜4頭ボックスが当時自分の中で主流だった買い方。ボックスのマークカードの存在を知らず、基本カードでちまちま3通りなり6通りなり塗りつぶしていたのも既に懐かしい。
結果はかすりもせず。
自分で選んだ馬券以外に、ランダムで選んだ馬連単勝いずれか5点500円というおみくじ馬券を、馬連単勝計10点で500円というお得馬券と勘違いし購入。フツーに5点ならなんであんな行列が出来ていたのか……
もちろんこんな馬券は当たりはしないが、おみくじとしては当たり扱いの競馬場内グルメ500円引き券をゲット。角煮丼を食いました。

NHKマイル
【着順】
4メジャーエンブレム
5ロードクエスト
18レインボーライン

4、18とイモータルとの馬連ボックスで勝負。はっきり覚えてないがもう1頭絡めてたかもしれない。
人気薄のレインボーラインが来そうな予感がドンピシャかと思いきや、最後に差される。余計なことしてくれた池添とかいう騎手を呪う。

ヴィクトリアマイル
【着順】
13ストレイトガール
10ミッキークイーン
15ショウナンパンドラ

13、15とルージュバックの3頭立て馬連ボックスが、妙に来そうな自信があった記憶がある。
結果は、またしても馬連持ってる組み合わせが1-3着となり、己の持ってなさと、差し切れなかった池添のヤローを呪う。
なお、今となってはストレイトガールが来そうな予感が走ったのが何故なのか覚えていないが、結果勝利したのを見て、最近の成績が振るわなくても昔強かった馬、とりわけ前年の同レースを制している馬が人気を落としている場合は狙い目だと学習できた。
それと、一番人気はあまり気軽に切るものではないということも身に染みました。

オークス
【着順】
3シンハライト
13チェッキーノ
14ビッシュ

この辺から馬券は三連複が主流になる。3着までは入るんじゃないかなーこれはという馬を軸にできるし、馬連は人気馬が絡むと殆ど配当がつかないのに対し、三連複だと一番人気がきたとしても、一頭ヘンなのが混ざってれば結構なオッズになってくれるのがでかい。勿論、1.2着が穴馬で馬連が凄くついたとしても、人気馬が3着に滑り込んでしまうとがくっと配当落ちてしまうことも往々にあるのだが。

このレースではチェッキーノを軸とした三連複が的中するも、固すぎてトリガミに。今なお悩みどころではあるんだけど、買い目の中でガミる組合せは、少し厚めに買っとくべきなのかどうか。
必ずしもそうすべきとばかりは言えない気もするんだよなあ。例えばボックスなり流しなりで何通りかの馬券を買った上で、固めに来たらマイナスになってしまうところをプラマイゼロにすべく買い足しをするのって何だか楽しくないんだよなー。とか思ったり。

シンハライトは飛ぶのではって気がしていたんだけど、とりあえず抑えといたら的中はしたので、一応前の週に学んだ一番人気は簡単に切るべきでないという教訓が生かされた形ではある。

まあ、こんな感じで戦績は振るわないながらも、どんどん競馬にのめり込んでいき、この辺りからウイニング競馬やうまズキといったテレビ番組なんかもチェックするようになり、ただのくどくてうるさい芸人かと思ってたジャンポケ斉藤さんが、きちんと進行のできるタレントさんなのだと認識したりするのでした。

んで、いよいよ日本ダービーを迎えるわけであります。

続く